〈信頼と実績〉 美術品・骨董品・茶道具の出張買取店

何でもお気軽にご相談、お問合せください 0120-04-5129 【受付】8:00~20:00(年末年始除く)

ブログ -Blog-


貴金属の黒ずみの主な原因は「硫化」!綺麗にする方法や防止策を解説

綺麗に手入れされた貴金属

 

「貴金属が黒ずんでしまった」

「貴金属の黒ずみを取りたい」

 

このような悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。貴金属は、長年使用していると黒ずみや傷がつきやすくなります。そのため、適切な方法で収納や手入れをして、汚れや経年劣化の対策をするのが重要です。しかし、黒ずみを完璧に抑えるのは難しいため、家庭でクリーニングする方法も知っておきましょう。

 

そこでこの記事では、貴金属が黒ずむ原因や落とす方法について解説しています。ぜひ参考にしてください。

この記事を読むための時間:3分

貴金属のアクセサリーが黒ずむ原因

貴金属のアクセサリーが黒ずむ主な原因は「硫化」です。他にも経年劣化や汚れの蓄積など素材によって原因は異なるため、それぞれくわしく解説していきます。

シルバーアクセサリー

シルバーアクセサリーが黒ずむ原因は、人の皮脂や空気中に含まれる少量の「硫化水素」です。シルバーに反応した硫化水素が、黒い膜となって表面に付着します。この現象を「硫化」といい、サビや腐食ではないため、適切な方法で落とせば本来の輝きを取り戻せます。

ゴールド・プラチナアクセサリー

純粋な金やプラチナであれば変色はしませんが、ゴールド・プラチナアクセサリーの多くは銀や銅などの割金が含まれています。そのため、表面の金やプラチナが傷つくと、そこから別の金属が硫化して黒ずむのです。

 

シルバー同様にクリーニングすれば汚れを落とせますが、金やプラチナは繊細なため傷つけないよう注意する必要があります。

メッキのアクセサリー

金や銀のメッキのアクセサリーが黒ずむ原因も硫化です。メッキであっても銀であることに変わりないため、表面が空気に触れ続けると黒ずみます。一方金メッキは金で覆われた表面は硫化しませんが、メッキが剥がれると、中の金属が空気に触れて硫化します。

 

素材によってはサビや腐食する恐れもあるため、傷つけないように扱うのが重要です。もしメッキが剥がれた場合は、個人の手入れで直すは難しいため、リフォーム業者で加工するか、新しいものを購入するのが良いでしょう。

貴金属の黒ずみを落とす方法

貴金属の黒ずみを落とす方法は以下2つです。

 

  • 重曹とアルミホイルを使う
  • 炭酸水や中性洗剤につけておく

 

それぞれ詳しく解説していきます。

重曹とアルミホイルを使う

アルミホイルを敷いた耐熱容器の中に、熱湯と重曹を入れて汚れを落とす方法です。以下の手順で行います。

 

  1. 耐熱皿を用意して、アルミホイルを優しく敷く
  2. クリーニングしたいアクセサリーを入れる
  3. 小さじ1杯程度の重曹を入れる
  4. 熱湯を注いで、数分放置する

 

アルミホイルは耐熱皿にピッタリ貼るのではなく、少し空間を作りながら敷くのがコツです。また、お湯の温度が高いほど重曹の洗浄効果が高まります。火傷に注意しながらクリーニングしましょう。

炭酸水や中性洗剤につけておく

中性洗剤を溶かした炭酸水やぬるま湯につけておくことも効果的です。どちらも丸一日程度放置しておけば、汚れを浮かして綺麗にできます。手順は以下のとおりです。

 

  1. 耐熱皿に中性洗剤を溶かしたぬるま湯or炭酸水を入れる
  2. クリーニングしたいアクセサリーを入れる
  3. 丸一日放置する
  4. 汚れが残っている場合は指で優しくこする

 

中性洗剤の場合は、黒ずみが残っていたら指で軽くこするのもおすすめです。傷がつかないように気をつける必要がありますが、より洗浄効果を得られるでしょう。

アクセサリーの黒ずみを防ぐコツ

アクセサリーの黒ずみを防ぐコツは以下の3つです。

 

  • 着用後は布で手入れをする
  • 水仕事やメイクの前は外す
  • 収納は小分けにする

 

それぞれ詳しく解説していきます。

着用後は布で手入れをする

アクセサリーの黒ずみは、硫化水素が表面に付着して起こります。そのため、アクセサリーを着用した後は柔らかい布などで、表面の硫化水素や汚れを拭き取ることが重要です。目立った汚れがある時は、ぬるま湯につけてから拭くと落ちやすくなるでしょう。

水仕事やメイクの前は外す

アクセサリーを付けたまま水仕事をすると、水分が残り水垢やサビなどの原因になります。またメイクの際に、化粧水などが付着して黒ずみのもとになる可能性があります。アクセサリーを綺麗に保つためにも、水仕事やメイクなどの身支度をする時は外しておきましょう。

収納は小分けにする

アクセサリーをまとめて1つの場所に収納すると、ぶつかったり絡まったりして傷つく可能性があります。メッキの場合は、剥がれて傷や汚れが取れなくなることもあるため注意が必要です。そのため、アクセサリーはそれぞれ小分けのケースなどに入れて収納しましょう。

 

さらに密閉性の高いものにすれば、空気に触れにくくなり、硫化も防止できるのでおすすめです。

貴金属のアクセサリーは優しく使うことが重要

貴金属のアクセサリーは、経年劣化や硫化が原因で、黒ずんだり汚れたりします。しかし、着用後に布で拭くなど入念に手入れをすれば、対策可能です。また、万が一黒ずんだ場合も、重要やアルミホイルなどを使って、クリーニングし綺麗に戻せます。長く着用するためにもアクセサリーは定期的に手入れを行いましょう。

プライバシーポリシー  /  特定商取引に基づく表記      Copyright (C) 2021 三居美術. All rights Reserved.