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アンティーク調の部屋の作り方!模様替えやインテリア選びのコツも

アンティーク調に模様替えした部屋のイメージ

 

アンティーク調の部屋に憧れる人は多いもの。しかし、一口にアンティークと言っても、アメリカンやフレンチ、和モダンなどテイストに様々な種類があるため「どんなアイテムを揃えたらいいのか分からない」「部屋の雰囲気がまとまらない」と悩む人もいるでしょう。そこで今回はアンティーク調の部屋の種類と作り方を解説します。

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アンティークインテリアの種類

アンティーク調の部屋にするには、まずはテイストを決めましょう。主なアンティークインテリアの種類をご紹介するので、お気に入りのインテリアを見つけてくださいね。

フレンチスタイル

フレンチスタイルは大きく「シャビーシック」「フレンチカントリー」「クラシック」の3つがあります。

シャビーシックスタイル

シャビー(shabby)とは、「着古した、みすぼらしい、粗末な」といった意味を持つ言葉です。このままでは単に古ぼけてみすぼらしいものを指しますが、そこに上品という意味のシック(chic)を合わせることで、古い中にも上品さがあるスタイルを表しています。シャビースタイルは全体的に白を基調としていることが特徴です。

フレンチカントリー

フレンチカントリーはフランスのプロヴァンス地方が発祥のインテリアです。シャビースタイルに木味のブラウンを取り入れたテイストで、田舎の温かみや素朴な雰囲気が特徴です。シャビーシックよりもカジュアルなスタイルを好む人におすすめです。

クラシックスタイル

クラシックスタイルは白を基調をしたシャビーシックとは反対に、ダークな色調が特徴的。フレンチスタイルの丸みはそのまま、ダークブランや黒などダークカラーにすることでどっしりした優しさと落ち着きが感じられます。

英国スタイル

英国スタイルで代表的なのは「アンティーク」ですが「クラシック」も人気です。2つのスタイルの特徴を見てみましょう。

アンティークスタイル

英国アンティークと聞いて、多くの人がイメージするのがアンティークスタイル。ヴィクトリア王朝時代に王族や貴族が使っていた豪奢な装飾の家具がルーツにあるため、重厚でゴージャスな雰囲気が特徴です。

クラシックスタイル

イギリスの人々は、古い物にこそ価値があると考えてきました。そのため、家具を何代にも渡って時に修理しながら使うことも少なくありません。そんな慣習から生まれた英国クラシックスタイルは、シンプルながら家具やインテリア小物からは質の良さを感じられます。

北欧スタイル

北欧では冬は寒さが厳しく、日照時間も非常に短くなるので、家で過ごす時間が増えます。そこで家での暮らしをより心地よくするため、家具のデザインはシンプルかつ柔らかな印象を与えるものが多くなったと言われています。そんな見た目に優しい北欧家具を使った北欧アンティークは、ホッと落ち着けるような温かい雰囲気が特徴です。

ニューヨーク・ブルックリンスタイル

ブルックリンはアメリカ・ニューヨーク市にある地区の1つ。この辺りは工場や倉庫が多くあった地域で、現在でも古い倉庫の跡地を利用した店舗やアパートが立ち並んでいます。全体的にダークトーンでまとめられた無骨な様子がクールでかっこいいと評価され、アンティークスタイルの一種として定着しました。ソファや椅子はレザーのものが多いようです。

和モダンスタイル

日本の古き良き昔の時代を彷彿とさせる和モダンスタイルは、日本人にとって馴染みやすいスタイルと言えるでしょう。同じ和モダンでも大正時代のものは落ち着いてシックなイメージで、昭和の頃のものはレトロポップな雰囲気です。

アンティーク調の部屋を作るコツ

アンティーク調の部屋

 

部屋のテイストが決まったら、コツを取り入れながらアンティーク調の部屋を作っていきましょう。

アンティーク家具・エイジング加工がされた家具を取り入れる

アンティーク調の部屋にするためには古い家具が欠かせません。しかし、本物のアンティーク家具は値段が高かったり、希少でなかなか手に入らなかったりすることもしばしば。その場合はエイジング加工された家具やアンティーク調の小物を取り入れると良いでしょう。今ある家具や小物にアンティーク調に仕上がる塗料を塗ってDIYするのもおすすめですよ。

部屋で使う色を絞る

アンティーク調の落ち着いた雰囲気を出すには、部屋で使う色をできるだけ少なくするのがポイントです。その際、ビビットカラーやパステルカラーなど明るい色は賑やかな雰囲気になってしまうので避けるべきです。もし青や赤など目立つ色を入れたい場合は、くすみ系の色を選ぶようにしましょう。

スタイルに合わせた壁紙を貼る

部屋の雰囲気を大きく左右するのが壁。例えばブルックリン風のテイストに仕上げたくても、壁が真っ白では雰囲気があまり出ません。賃貸でも使えたり、貼って剥がせたりする壁紙シールも売られています。種類も多く、レンガ調や木目調など様々にあるので、仕上げたいスタイルに合う壁紙を貼ってみてはいかがでしょうか。

ポスター、絵画、時計などで壁の余白を埋める

アンティーク調の部屋には絵画やポスターを入れたフレームをたくさん飾ってあるパターンが多いです。「アンティーク調の部屋にしてみたけれど、何か違う?」と思ったら、壁を見てみてください。余白があるようならば、ポスターや絵画で埋めてみましょう。

 

その際、フレームもアンティーク調のものにして、統一性を持たせるのがよりアンティーク感を高めるコツです。また、アンティーク調の時計を飾れば、実用性もあり一石二鳥です。この方法は壁紙が貼れないという場合の雰囲気作りにも有効です。

フローリングマット・ラグを敷く

壁と同じく、床も部屋の雰囲気に大きく関わっています。ヴィンテージ調のフローリングマットやラグを敷いて雰囲気をさらに高めましょう。

照明を変える

部屋の照明の色には大きく「電球色:オレンジがかった色」「温白色:落ち着きのある明るい色」「昼白色:自然な光色」「昼光色:青みがかった光色」の4色があります。アンティーク調の部屋には、温かみがある電球色が合います。また、照明のシェード自体もアンティーク調のものに替えれば、それだけでグッとアンティーク感を出すことができますよ。

収納家具もアンティーク調のものに

せっかく部屋が素敵なアンティーク調に仕上がっていても、雑誌やテレビのリモコンなどが置かれていては雰囲気が壊れてしまいます。日常で使う細かいものは、アンティーク調の収納家具にしまいましょう。アンティーク調の収納ボックスは木箱やトランク型など様々なデザインがあるので、お気に入りを見つけてくださいね。

アンティーク調の部屋作りで注意するべきこと

アンティーク調の部屋作りをする上で、気を付けたいことを解説します。

色々なテイストを混ぜすぎない

アンティーク調の家具や小物はどれも素敵ですが、テイストを考えずにそろえてしまうと部屋がチグハグな雰囲気になってしまいます。例えばシャビーシックの家具の中に重厚なレザーソファは合いません。武骨でクールなブルックリンスタイルの部屋に可愛らしいカントリー調の家具を置いても、その部分だけ浮いてしまいます。

 

アンティーク調部屋を作る際は、まずは仕上げたいスタイルを決めて、雰囲気にあった家具や小物を選ぶようにしましょう。

アンティークを取り入れてこだわりの部屋を作ろう

古い時代から代々受け継がれてきたアンティークは、流行に左右されない魅力があります。今回ご紹介した内容を参考に、アンティーク家具やアンティーク調の小物を取り入れてこだわりの部屋を作ってくださいね。

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