アンティークコインが売れない理由とは?高く売るコツも解説
投資の一種として人気のアンティークコイン。上手に売ることができればしっかりと利益を得ることができますが、仕入れ方法や売り方が間違っていると全く売れずに損をしてしまうことになりかねません。今回はアンティークコインが売れない理由と高く売る方法をご紹介します。
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アンティークコインが売れない4つの理由
アンティークコインが売れない主な4つの理由を見てみましょう。
コインが贋作・偽物である
アンティークコインの仕入れ先は個人・オークション・会社経営の大手店舗など様々ですが、信頼度が低い業者から購入した場合、コインが贋作や偽物である可能性があります。最近ではアンティークコインの単価の高さに目を付けて、高額で偽物を販売する業者も増えているというデータもあるので、購入の際は十分な注意が必要です。
需要が薄いコインである
一口にアンティークコインと言っても、その全てに価値があるわけではありません。デザインや流通量によっては価格が上がりにくいものや、需要が低いものもあります。このようなコインは売りに出しても買い手が付かず、いつまでも手元に残ってしまいます。
価格が上昇する前に売ろうとしている
アンティークコイン投資は基本的に長期の保有を前提に行います。そのため、短期で利益を出そうと購入してすぐに売りに出すと思ったより利益が出ないことも。アンティークコイン投資を行う際は、焦らず長期的な目線で価格の上下を見極めて売りに出すことが大切です。
フリマ・個人オークションサイトで売ろうとしている
アンティークコインを売りに出す際、方法は様々にありますが、ネットを含むフリーマーケットや個人オークションサイトで売るのはおすすめできません。なぜなら、それらの売却方法はマーケットや参加やサイトへの登録は簡単ではあるものの、その分素人や偽物を販売する悪徳業者でも出品できてしまい、買い手からの信頼が得にくいからです。
アンティークコインの販売では、コインの真贋や価値の保証が重要です。コインを販売する際、フリマやオークションサイトを利用するのであれば事前に専門業者に依頼して真贋や価値をはっきりさせましょう。しかし、コインの鑑定には手間と手数料が必要となるため、そもそも専門業者にそのまま売却する方法もおすすめです。
アンティークコインを高く売る2つの方法
アンティークコインをできるだけ高く売って投資を成功させる2つの方法をご紹介します。
購入時に売れるコインかを考える
アンティークコインは需要のないものや価値が上がりにくいものは、いつまで経っても売れずに手元に残ってしまったり、買値と変わらない、あるいは安い値でしか売れなかったりと、利益につなげることができません。高い値で売るためには、購入時に価値がある、上がる可能性があるものを選べるかが重要です。
売れるコインの条件は「希少性」「人気」「状態」の3つです。どの条件が欠けても高値で売るのが難しくなってしまうので、コインを選ぶ際は慎重に見極めるようにしましょう。
購入先は信頼できる店を選ぶ
アンティークコインを購入する際、そもそも偽物であったり、相場よりも高値であったりしては、投資は成功しません。むしろ大きな不利益を被る危険があります。コインを購入する際は、永久買戻し保証がある店や専門店など信頼できる仕入先を選ぶようにしましょう。
アンティークコインを高く売るには購入時の選定が重要
アンティークコイン投資は大きな利益をもたらす可能性があり、近年人気が高まっている投資方法です。しかし、アンティークのコインならなんでも良いというわけではなく、希少性・人気・状態の条件が揃っていることが大切です。
また、アンティークコイン投資は人気であるがゆえに偽物や贋作を取り扱う悪徳業者も存在します。そのため、アンティークコイン投資でコインを高く売るには、信頼できる店から売れるコインを探し出すことが重要なのです。
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