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アンティークとヴィンテージの違いは?レトロなどの違いや特徴も解説

アンティーク品やヴィンテージ品が集まっているイメージ

 

「アンティーク」「ヴィンテージ」など、古いアイテムを表す言葉はたくさんありますが、違いがはっきり分からないという人は多いのではないでしょうか。どれも似た言葉ですが、実は呼び方によって意味合いは大きく変わってきます。

 

今回はアンティークとヴィンテージの違いをそれぞれの意味から解説します。また、その他の古いものを指す言葉の意味も解説するので、古いアイテムを探す際の参考にしてみてくださいね。

この記事を読むための時間:3分

アンティークとヴィンテージの意味と違い

それぞれの言葉の意味から違いを解説します。

アンティークの意味

ラテン語で「古い」という意味を持つ「アンティクス」が語源です。元々はギリシャ・ローマ時代の遺物に使われていました。そこからフランス語に変わっていく過程で「古美術」や「骨董」を表すようになり、現代では主に古美術品全体を指します。アクセサリーや服などにも使われますが、特に家具に対して用いられる場合が多いです。

 

アンティークの定義はWTO(世界貿易機関)が定めており「製造から100年以上が経過した手工芸品、工芸品、美術品」とされています。

ヴィンテージの意味

現代ではジーンズや家具など様々な古い物に使われますが、元々はワインの用語で、ブドウの収穫年を指します。出来が良い当たり年に収穫されたブドウのみを使ったワインは「ヴィンテージ」と表記することができますが、異なる収穫年のブドウが混ざったものには表記できません。そのためヴィンテージは「由緒正しい」という意味を持つようになり、それが転じて由緒ある年代に作られたものや、古くて価値があるものを指す場合にも使われるようになったのです。定義ははっきりと定められていませんが、一般的には製造から20年以上経ったものを指します。

2つの言葉の違いとは?

どちらも古いものを表す場合に使われますが、違いは「語源」「定義」「対象物」の3つにあります。とくに定義の違いは大きく、アンティークは制作から100年以上経過したもののみが認められます。一方、ヴィンテージは一般的に言われている定義しかなく、はっきり定められてはいません。

 

また、対象物にも違いがあり、アンティークは基本的に古美術品や骨董品など芸術性が高いものを指します。一方、ヴィンテージはジーンズやシャツ、ギターなど実用性が高いものも対象となり、見た目だけではなく使い心地も重視されます。そのため、いくら見た目には傷や汚れがない美品でも、内部が壊れていて使えないものは途端に価値が下がったり、ジャンク品とされてしまうこともあるのです。

古い物を表す他の言葉の意味

古いものを指す他の言葉の意味も見てみましょう。

レトロ

レトロは英語で「回顧」を意味する「retrospective」を略した言葉です。古いものを好むことや、古さやノスタルジーを感じさせる物事を指し、例えば日本家屋が並ぶ古い街並みや昔の家電、昔の流行ファッションなどを表現する際に使われます。レトロと感じるかは人の感性によるので、例に挙げたものでも必ずしもレトロと言い切ることはできないのです。

クラシック

クラシックは元々は古典音楽から生まれた言葉で、「一流の」「古典」「格式のある」という意味があります。音楽や文学など形がないものに使われることが特徴です。

USED(ユーズド)

ユーズドは「中古品」という意味です。最新のアイテムでも、一度でも使えばユーズド品となります。ユーズドは価値があってもなくても使われる言葉なので、古いものを表す言葉の中では最も定義が広いと言えるでしょう。

古い物を表す言葉の意味を理解して正しく使おう

古い物を表す言葉は様々にあります。それぞれ似ているようで意味が違い、価値も違ってくるため、古いアイテムや家具を購入する際は、どの言葉が使われているのかしっかりとチェックしましょう。

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