神護寺展を見てきました <東京出張>
東京出張の帰りに東京国立博物館に立ち寄ってきました。
創建1200年記念
特別展「神護寺―空海と真言密教のはじまり」
を見てきました。
神護寺創建1200年と空海生誕1250年を記念し、
京都の紅葉の名勝でも知られる高雄の神護寺にスポットをあてた特別展です。
平安時代初期の彫刻で最高傑作と言われる国宝の薬師如来立像(国宝)、
約230年ぶりの修復を終えた両界曼荼羅(高雄曼荼羅)(国宝)など
神護寺の歴史とともに守り伝えられた名品の数々を一堂に見ることができた特別展でした。
貴重な平安、鎌倉期の名品に心を奪われてしまいました。
楼門で安置されている二天王立像(増長天・持国天)
神護寺さんは、紅葉の時期など何度か足を運んでいる好きな寺院の一つです。
参道は長い坂道の階段が続きますが、楼門について二天王立像に迎えられ
境内を入っていくとその疲れも癒されます。
今回の特別展で、また神護寺さんへ足を運びたくなりました。
この展覧会は9月8日まで開催されています。
貴重な仏教美術が見られるまたとない機会と思います。
場所:東京国立博物館 平成館
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