版画とは?種類や高価買取してもらうためのコツも合わせて解説
版画は、複製が可能でありながら芸術作品としての価値が高く、多くのコレクターに人気があります。特に、著名な画家の作品は、高価買取されることが少なくありません。この記事では、版画の特徴や種類について解説します。高価買取してもらうためのコツも合わせて解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
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版画とは
版画は、油絵や水彩画と並ぶ絵画表現の1つで、版を使って紙にインクを転写することで制作されます。そのため、版画の制作過程は「描く」というよりも「刷る」や「写す」と表現されるのが一般的です。日本における最古の版画は、8世紀前半に作られた「無垢浄光大陀羅経」とされており、奈良の法隆寺に伝えられています。
版画の種類
版画の種類は、以下の4つです。
- 凸版画
- 凹版画
- 平版画
- 孔版画
凸版画
凸版画は、版の凸部分にインクを塗り、紙に転写する技法です。代表的な例としては木版画が挙げられます。日本の浮世絵もこの技法で制作されています。線や形が力強くはっきりと表現され、独特の質感が魅力です。
凹版画
凹版画は、版の凹んだ部分にインクを詰め込み、紙に押し付けて転写する技法です。銅版画がその代表で、エッチングやメゾチントなどの技法があります。
平版画
平版画は版の表面を利用する技法で、リトグラフがその代表例です。水と油の反発を利用して、インクを乗せたい部分だけに付着させます。グラデーションや筆のタッチなど、絵画のような表現が可能です。
孔版画
孔版画は、版の孔にインクを通過させて刷る技法です。シルクスクリーンが最もよく知られた例で、色の鮮やかさや重ね塗りの表現に優れています。
版画を高価買取してもらうコツ
版画を高価買取してもらうコツは、以下の5つです。
- きれいな状態で保管しておく
- 付属品も揃えておく
- 画家を特定する
- アート作品に詳しい複数の業者に査定してもらう
- 出張買取サービスを利用する
きれいな状態で保管しておく
版画は、湿気・直射日光・汚れなどに弱いため、保管環境が非常に重要です。作品に色褪せやカビなどがある場合、価値が下がるため注意してください。版画をきれいな状態で保管するためには、温度や湿度の管理が重要です。また、風通しが良く、直射日光の当たらない場所に保管すると、良好な状態を保ちやすいです。
付属品も揃えておく
作品に付属している証明書や額装、購入時の書類などは、査定額を高める重要な要素です。特に、コレクションの来歴証明書があると、収集家から高い評価を得やすいため、高額買取につながる傾向があります。そのため、買取を依頼する前に、付属品が全て揃っているか確認しておきましょう。
画家を特定する
版画の価値は、作品を制作した画家の知名度や評価によって大きく変わります。作品にサインやエディション番号が入っている場合は、それを基に画家を特定しましょう。著名な画家の版画であれば、コレクターや業者からの需要が高く、査定額が大幅に上がることが期待できます。
アート作品に詳しい複数の業者に査定してもらう
版画の価値は、業者によって評価基準が異なる場合があります。そのため、アート作品に詳しい複数の業者に査定を依頼し、それぞれの提示額を比較することで、より高額での買い取りにつなげられるでしょう。また、査定時には、作品の状態や付属品の有無を正確に伝えることが大切です。評判の良い業者を選ぶと、安心して取引を進められます。
出張買取サービスを利用する
版画は輸送中の破損や劣化が心配な場合があります。そのようなリスクを避けるために、出張買取サービスを利用するのがおすすめです。専門スタッフが自宅まで訪問して査定を行い、その場で買取を決定できるため、安心して大切な作品を売却できます。また、手間や時間を省ける点も大きなメリットです。
コツを押さえて版画を高価買取してもらおう!
版画は、凸版画・凹版画・平版画・孔版画などの技法があり、多様な表現が可能です。それぞれの技法が生み出す独自の風合いは、版画作品の魅力をより一層引き立てるでしょう。お手持ちの版画を高価買取してもらいたい場合は、より良好な状態で保管し、複数の業者に査定を依頼しましょう。