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九谷焼の買取相場は?高く売れるポイントや作品の特徴を徹底解説

華やかな色彩の九谷焼のお皿

 

日本の伝統工芸品である九谷焼は、美しい色彩や独特のデザインで多くの人々に親しまれています。特に、古い九谷焼や有名作家の作品は希少価値が高く、高額で取引されることがよくあります。一方で、買取価格は状態によって大きく変動するため、適切な保管が重要です。この記事では、九谷焼の買取相場や高く売るためのコツ、さらに価値が高い作品の特徴について解説します。

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九谷焼の特徴

九谷焼は、華やかな絵柄が美しい焼き物です。特に五彩と呼ばれる「赤・黄・緑・紫・紺青」の鮮やかな色使いが特徴で、厚く盛り上げて塗る「上絵付け」という技法が用いられています。石川県の金沢市や加賀市などで生産される九谷焼は、19世紀から国外にも輸出され「ジャパンクタニ」という名前で親しまれるほどの人気を誇ります。

九谷焼の買取相場

九谷焼の一般的な買取相場は、数千円から数十万円と幅広いです。種類や作家の知名度、保存状態によって異なるため、適正な査定が必要となります。

 

また、古い作品ほど買取価格が上がる傾向にあります。九谷焼の発祥は江戸時代初期で、当時の「古九谷」と呼ばれるものは芸術的価値が高く、高額で取引されやすいです。また名工の作品は高い評価を受けやすく、中には500,000円以上の価格がつくこともあります。

買取相場が高い九谷焼の有名作家

ここでは、九谷焼の価値を高める代表的な作家をご紹介します。

 

  • 徳田八十吉
  • 中田一於
  • 吉田美統

 

それぞれ詳しく解説します。

徳田八十吉

徳田八十吉は、九谷焼の代表的な作家で、鮮やかな色使いと精巧な技術で知られています。特に彩釉(さいゆう)を用いた美しい光沢が特徴で、九谷焼の第一人者とされています。特に高い評価を受けているのが、三代目徳田八十吉の作品です。彼は人間国宝に認定されており「恒河」や「黎明」といった有名な作品を生み出しています。

中田一於

中田一於は、九谷焼の伝統を継承しながら独自の美を表現する作家です。三代目徳田八十吉に師事した作家の1人であり、石川県の指定無形文化財保持者にも認定されています。伝統的な九谷焼の技法に加え、花や幾何学模様などを模した現代的な感性を持つ作品が人気です。

吉田美統

吉田美統の作品は、金箔を用いた技法が高く評価され、名誉ある賞を数多く受賞しています。九谷焼の釉裏金彩(ゆうりきんさい)と呼ばれる技法の第一人者として、人間国宝にも認定されました。シンプルかつ洗練されたデザインが魅力で、花や葉などの植物をモチーフとした絵柄が豊富です。

九谷焼を高く売るためのポイント

九谷焼を高く売るためには、以下のポイントが重要です。

 

  • 適切な保管方法を守る
  • 付属品も大切に保管する
  • 信頼できる買取店を利用する

 

それぞれ詳しく解説します。

適切な保管方法を守る

九谷焼の価値を保つには、湿気や直射日光を避けて保管することが基本です。特に湿気は焼き物の大敵で、カビの発生を促してしまいます。また、箱に入れて衝撃や傷から守ることも大切です。

付属品も大切に保管する

購入時に付属していた箱や保証書などの付属品も、買取時の価格に影響します。特に、作家の署名が入ったものは、九谷焼の価値を証明する重要な要素です。九谷焼本体だけでなく、付属品も一緒に提示できるようにしておきましょう。

信頼できる買取店を利用する

九谷焼を売却する際は、専門知識を持った買取店を利用するべきです。口コミや過去の買取実績を調べ、安心して取引ができる業者を選びましょう。信頼できる店舗であれば、九谷焼の価値を正確に評価してもらえます。

買取査定で九谷焼の価値を知ろう

九谷焼は、有名作家の作品や状態の良いものであれば、高額査定に期待できます。買取相場やお店の買取サービスの内容を、事前に調べておくとより安心です。適切な買取査定を受けて九谷焼の価値を確認し、納得のいく価格で売却しましょう。

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