有田焼は高く売れる?買取価格の相場や高額になりやすい特徴を解説
400年以上の歴史がある有田焼は、高い人気を誇る日本の伝統工芸品です。貴重な作品や共箱が付いたものは、思わぬ高値がつくこともあります。使われていない有田焼の処分を考える前に、適正な査定で価値を判断してもらうのがおすすめです。この記事では、有田焼の買取価格の相場や高額になりやすい特徴について解説します。
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有田焼の歴史
有田焼は、17世紀初頭に佐賀県有田町で誕生した磁器です。日本で初めて磁器が製造された土地としても知られています。時代とともに技術が進化し、美しい青や白を基調とした染付や、色鮮やかな赤絵など、独特の絵付け技法が発展しました。有田焼は美術品としての価値だけでなく、実用的な器としても愛用されている焼き物です。国内のみならず海外にも輸出され、世界的に高い評価を受けています。
有田焼の買取相場
有田焼の買取相場は、作品の希少性や保存状態、作家の知名度によって価格が異なります。その中でも特に有名な作家になると、高額で取引されることが多く、数万円から数十万円になるといわれています。一方、一般的な有田焼の器や量産品は、数千円程度が相場です。
高額買取になりやすい有田焼の特徴
高額買取になりやすい有田焼には、以下の特徴があります。
- 有名作家の作品
- 保存状態が良好
- 共箱で保管されていたもの
それぞれ詳しく解説します。
有名作家の作品
有名作家の作品は、伝統的な技術と独自の美しさが評価され、価格が上がりやすくなります。特に有田焼で有名な「酒井田柿右衛門」の作品は人気があり、高額で買取される可能性が高いです。有名作家の作品であるかどうかは、作品の陶印で判別することができます。
保存状態が良好
買取において、保存状態も重要なポイントです。傷や汚れがなく、湿気によるダメージや衝撃を避けるなど、丁寧な管理が欠かせません。購入当時の美しさを保っている有田焼は、高評価を受けやすくなります。
共箱で保管されていたもの
有田焼の付属品として共箱がある場合、その価値がさらに高まります。共箱とは、作品と一緒に保管される木箱のことで、作品の正統性や作家の証明になることが多いです。共箱付きの有田焼は信頼性が増すため、買取価格が高くなる傾向にあります。
有田焼で高額買取が期待できる有名作家
ここからは、有田焼で特に評価が高い作家をご紹介します。
- 酒井田柿右衛門
- 今泉今右衛門
- 井上萬二
それぞれ詳しく解説します。
酒井田柿右衛門
酒井田柿右衛門は、有田焼の名を広めた著名な作家です。独自の「柿右衛門様式」と呼ばれる赤絵の技法で知られ、鮮やかな色彩と花鳥図のデザインが特徴です。歴代の酒井田柿右衛門が作り上げた作品は、コレクターにも高く評価され、買取価格が上昇しやすくなっています。
今泉今右衛門
今泉今右衛門も有田焼を代表する作家で、高額査定に期待できます。彼の作品は「色絵墨はじき」の技法で知られており、柔らかくも繊細な絵柄は、他の有田焼とは一線を画す美しさがあります。また「色鍋島」と呼ばれる色絵磁器は、国の重要無形文化財に指定された逸品です。色鍋島の伝統技術は代々引き継がれ、買取価格も高騰しているといわれています。
井上萬二
井上萬二は、人間国宝にも認定された有田焼作家です。白磁の美しさを極限まで追求した作品が特徴で、シンプルでありながら気品あふれるデザインは、多くのファンを魅了しています。井上萬二の作品は国内外で評価が高く、オークションでも高値がつくことが多いです。
不要な有田焼を処分したいならまずは買取査定を
不要な有田焼を手放す際は、まず買取査定を依頼しましょう。有田焼は高額買取の対象になるケースが多いため、簡単に捨ててしまうのは非常にもったいないことです。プロの査定士に見てもらい、有田焼作品の正しい価値を見極めてから処分することをおすすめします。