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生け花で使う花器の選び方は?おしゃれで使いやすい花器選びを解説

アジサイが飾られた花瓶

 

生け花の楽しさを引き立てる花器の選び方を知っていますか?花器の選び方1つで、生け花の雰囲気や印象が大きく変わります。この記事では、初心者でも簡単に実践できる花器の選び方のポイントを詳しく解説します。自由な発想で楽しむ生け花の魅力を、ぜひ体感してください。

この記事を読むための時間:3分

生け花で使う花器の選び方

生け花で使う花器は、以下の選び方を参考にしましょう。

 

  • 仕上がりのイメージに合う形を選ぶ
  • 色のバランスを考慮して選ぶ
  • 花の高さに合わせた大きさを選ぶ
  • 花器の素材から選ぶ

 

それぞれ詳しく解説します。

仕上がりのイメージに合う形を選ぶ

生け花の花器を選ぶときは、完成後のイメージを明確にすることが大切です。例えば、自由で広がりのあるデザインを表現したい場合は、平たい形状の「水盤」が適しています。一方、奥行きのある立体的なアレンジをしたい場合は「壺型」や「筒型」の花器が効果的です。また、花の配置や全体のボリュームに合わせて形を選ぶことで、より洗練された仕上がりとなり、作品全体のバランスも整いやすくなります。

色のバランスを考慮して選ぶ

花器の色は、生け花全体の印象に大きく影響します。花の色が鮮やかであれば、引き立てるようなシンプルで落ち着きのある白や黒の花器が最適です。また淡い色の花を使う場合は、深みのある色合いや模様入りの花器を選ぶとアクセントが加わり、洗練された生け花の作品になります。生け花のテーマや季節感を意識しながら、色の組み合わせを考えましょう。

花の高さに合わせた大きさを選ぶ

見栄えや安定感を持たせるため、花の高さに応じた花器を選ぶのも重要です。背の高い花や枝ものを生けるには、倒れにくく重心がしっかりした大きな花器が適しています。反対に、短めの花や小ぶりな植物を生けるときは、小さめで華奢な形の方が全体的に整います。花の美しさが際立つよう、花器とのバランスを十分に考慮しましょう。

花器の素材から選ぶ

花器の素材も生け花の雰囲気を左右します。陶器製は温かみがあり、和室での生け花にぴったりです。透明感があるガラス製は、花の茎や水の流れも楽しむことができ、涼しげな雰囲気に適しています。木製は自然な風合いが特徴で、季節の草花などを用いる際によく使われる花器です。素材を意識すると、生け花全体の表情や趣が変わり、より個性的な作品に仕上がります。

生け花初心者におすすめ!花器の選び方

初心者には、扱いやすい「水盤」や「壺型」の花器がおすすめです。平たい形の水盤は、剣山という道具を使えば簡単に花や枝の根元を固定できるため、仕上がりが綺麗にまとまります。

 

また壺型は安定感があり、口の狭い形状を選べば1輪挿しも楽しめるため、生け花に慣れていない人にもハードルが低いです。ただし、口の広い壺型は花の収まりが悪くなってしまうため、難易度が高まります。まずは、飾りたい花に合う形状とシンプルで使いやすいデザインを選び、自由なスタイルの生け花を楽しみましょう。

生け花で使う花器は流派による違いもある

普段の生け花で使う花器は自由に選べますが、華道の流派によっては基本となる花器があります。日本の華道の流派は300以上あり、生け花の稽古で使う場合は、その流派の表現に合った花器が必要です。自由度の高い作品や伝統を重んじた作品など、さまざまなスタイルがあるため、流派ごとの特徴に応じた花器の使い方があることも知っておきましょう。

お気に入りの花器で生け花を楽しもう

お気に入りの花器を見つけることで、生け花の楽しさはさらに広がります。花器は花を引き立てるだけでなく、作品全体の印象を左右する重要な役割を果たす存在です。色や形、素材によって花の雰囲気を変えることができるため、自分のスタイルや作品の完成イメージから選ぶと良いでしょう。素敵な花器を使い、自分らしい生け花の表現を楽しんでください。

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