花器の種類はどのくらいある?形状や素材による違いを詳しく解説
花を飾る花器は、部屋の印象を左右する重要なアイテムです。花器の種類はさまざまで、形や素材によって見え方が大きく変わります。素敵な花器を合わせて、花のある暮らしを楽しんでみましょう。この記事では、花器の形状や素材ごとの種類について解説します。
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「花器」と「花瓶」は違うもの?
「花器」は花を生けるための器の総称であり、その中の一種として「花瓶」があります。花瓶は、切り花を立てて飾ることを目的とした瓶の形で、縦長で安定感がある筒状や壺状であることが一般的です。花器は、花や植物を生けるための容器全般で、花瓶をはじめとした多様な形状が存在します。
花器の種類には主に3つの形状がある
花器の代表的な種類は、以下の3つが挙げられます。
- 平たい器の「水盤」
- 丸みを帯びた「壺型」
- 背丈の高い「筒型」
それぞれ詳しく解説します。
平たい器の「水盤」
水盤は、底が浅く広がりのある形状が特徴の花器です。浅めの器に少量の水を張ることで、花がまるで水面に浮かんでいるような印象を演出できます。水盤は、花や枝の根元を固定する剣山という道具で生けていくため、初級者から上級者まで幅広く愛用されています。
丸みを帯びた「壺型」
壺型の花器は、丸みを帯びたフォルムが特徴で、花が安定しやすいのが利点です。特に広い口を持つ壺型は、複数の花を生けるのに便利で、ボリュームのあるアレンジメントが楽しめます。壺型の花器は、和風・洋風どちらのインテリアにもよく合い、さまざまなシーンで使われる万能なデザインです。
背丈の高い「筒型」
縦に長い筒型の花器は、背の高い花や枝を生けるのに適しています。格式の高い印象の花や、シンプルに一輪挿しを楽しみたいときにも活用できる花器です。高さのあるデザインが空間のアクセントになり、部屋の雰囲気に合わせたスタイリッシュな演出をしてくれます。
素材別にみる花器の種類
ここからは、花器の種類を素材別にみていきましょう。
- 陶磁器製
- ガラス製
- 木製
- 銅製
- 鉄製
それぞれ詳しく解説します。
陶磁器製
陶磁器製の花器は、味のある質感と多彩なデザインが特徴です。作り手が表現する温かみのある風合いが、どんな空間にも調和してくれます。陶磁器製には、軽量で扱いやすいものから重厚なものまであり、使用する花や置く場所に合わせて幅広く活用できるのが魅力です。
ガラス製
ガラス製の花器は、透明感のある涼しげな印象をもたらします。空間に軽やかさを与えるデザインは、清涼感を出したい夏や、水回りの場所にも最適です。ガラスの花器には、色付きや模様の入ったものもあり、花の種類や色に合わせたコーディネートが楽しめます。
木製
木製の花器は、自然素材ならではの温もりと柔らかさがポイントです。リラックスした雰囲気のある木の質感が、和風の空間や寝室などに適しています。ただし、木製花器は水に弱いため、内側に防水加工が施されたものを使用したり、ドライフラワーや枝物を飾ったりするのがおすすめです。
銅製
銅製の花器は、独特の色味と光沢があり、クラシカルで上品な印象を与えます。使い込むほどに風合いが増していくので、アンティーク調のインテリアにもぴったりです。また重厚感があるため、背の高い花やボリュームのあるアレンジにも安定して使えます。
鉄製
鉄製の花器は、シンプルで無骨な雰囲気が特徴です。屋外で使われることも多く、特に大きな枝物や背の高い植物との相性が良い花器といわれています。鉄製の花器はサビの風合いも魅力の1つで、長年の使用により存在感が増す楽しみがあります。
形状や素材によって花器の種類はさまざま
花器は、その形状や素材によって多彩な種類があり、飾り方や空間の雰囲気を大きく変えることができます。平たい「水盤」や丸みのある「壺型」、高さのある「筒型」など、花の配置を引き立てる形状が豊富であり、素材ごとの特徴もさまざまです。お気に入りの花器を見つけて、彩のある暮らしを楽しみましょう。