40代を迎えると、手放すことのメリットを知ったり、穏やかな心で毎日を過ごしたいと思ったりすることで、断捨離に挑戦する方が多いようです。そこで本記事では、40代で断捨離を行うメリットや失敗しないためのポイントを解説します。興味のある方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

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断捨離で全部捨てるのは危険

せっかく断捨離を行うのであれば、この機にどんどん整理してしまおうと思い、必要なものまで処分してしまうケースがあります。もちろん断捨離には判断力や思い切りが必要ですが、後から買い直せないものや、家族の所有物などは勢い任せで処分しないようにしましょう。

40代で断捨離を行うメリット

ここでは、40代で断捨離を行うメリットを解説します。

終活に向けての労力を減らせる

40代で「終活」という言葉を使うのは早すぎる…と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、元気なうちに取り掛かっておけば、歳を重ねてから楽をできるでしょう。40代はまだ若いですが先を考えて、「今後の生活に本当に必要か」「万が一のことがあった場合に、家族が処分に困らないか」などの視点を持って断捨離を行なってください。

本当に必要な物がわかる

また、40代の自分に必要なものと不要なものを分別して、毎日の暮らしを見直すことで、さらに豊かな生活を手に入れられます。自分にとって何が本当に大切かを見つめ直す機会になるため、今後の人生がさらに充実するでしょう。

貯金がラクになる

家の中を整理整頓することで、お金が貯まりやすくなります。不用品を売却してお金を得られることはもちろんですが、断捨離をしていかに不用品で溢れていたかを自覚できれば、無駄な買い物を減らすことができるでしょう。

40代のうちに処分しておきたいもの

ここからは、40代のうちに処分しておきたいものをご紹介します。

昔の服

20代や30代の時に着ていた服をクローゼットに保管している方は、思い切って処分しましょう。もちろんファッションに年齢制限はないので、今でも着ている服については捨てる必要はありません。

しかし、歳を重ねるにつれて、若い頃とは魅力の種類が変わっていくものです。新しい雰囲気の服が似合うようになる分、若者向けの服が似合わなくなるケースもあるので、1年以上袖を通していない服は手放すことをおすすめします。

不要な口座やクレジットカード

眠っている口座や今は使っていないクレジットカードがあれば、解約手続きをしましょう。通帳は取っておかずに、シュレッダーにかけて処分してください。

デジタル情報・不要なデータ

不要なサブスクリプションサービスやアプリは、退会しておきましょう。また、人に見られたくない写真やクラウド内のデータは定期的に整理することをおすすめします。

居心地の悪い人間関係

断捨離すべきなのは、物だけではありません。価値観が合わない人や気乗りしない交流はできるだけ断つようにすることで、人間関係が心地よいものになります。また、年賀状や物のやり取りで不要なものが増えることもなくなるでしょう。

なかなか断捨離を始められないときの対策

断捨離は大掛かりな掃除でもあるので、一気にやろうとするとなかなか取り掛かれないものです。ここでは、断捨離を始められないときの対策をご紹介します。

1日10分だけと決めて断捨離を行う

断捨離に使えるまとまった時間がない場合や、なんとなく気乗りしない場合には、1日10分だけと決めて短時間から始めてみてください。「今日は玄関周りの不要なものを捨てる。」「今日は食器棚の片付けをする。」など、プチ断捨離から始めてみましょう。慣れてくれば、少しずつ作業時間が増えたり、断捨離の習慣が身についたりしてくるものです。

ゴミの日のスケジュールをチェックして断捨離を行う

せっかく断捨離をしても、ゴミの日まで不用品を家の中に置いておくのは、良い気持ちがしないものです。事前にゴミの日のスケジュールを把握しておき、日程に合わせて掃除を進めるのもおすすめです。少し面倒くさくなっても、ゴミの日を逃さないように集中して作業を行えるでしょう。

不用品を断捨離して新たな人生のステージに

本記事では、40代で断捨離を行うメリットや、失敗しないためのポイントをご紹介しました。歳を重ねてから断捨離を始めるのは体力的にも辛い部分があるため、家の中のものが多いと感じる方は今のうちに始めておきましょう。自分にとって本当に大切なものが何かがわかると、人生を見つめ直すきっかけにもなるため、今後の50代、60代の生活がより良いものになりますよ。