美術館デートでの注意点とは?服装や鑑賞マナーを解説します
美術館デートは非日常を味わえるとともに、相手の感性や好みを知る絶好の機会です。しかし普段から美術館巡りをされない方は、服装やマナーなど、何を注意したらいいのか悩んでしまうこともあるでしょう。この記事では美術館デートへ行く前にやるべきことや服装・鑑賞マナーを解説します。
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美術館デートが決まったらやるべきこととは?
美術館へデートが決まったらまずやるべきことを紹介します。
お互いが興味を持てる展示を探す
美術館によって取り扱う作品や時代が大きく異なるため、お互いが興味が持てる展示を選定しましょう。行き慣れない美術館で興味のない作品を観に行く場合、退屈に感じてしまう可能性もあります。2人が楽しめる親しみやすい展示を探しましょう。
下記のような美術館は親しみやすく、様々な見方ができる展示が多くおすすめです。
- 現代アート
- 映像作品
- トリックアート
- 有名作品
また、作品を作れるところや体験型のミュージアムもあるため、2人にぴったりな美術館を探してみましょう。事前に注目作品や作家について調べておくこともおすすめです。
チケットを手配する
チケットは事前に手配しておきましょう。前売り券を買っておくと金額の優遇を受けられるほか、美術館へ入場できないといったトラブルは起きません。
人が多い夏休みやゴールデンウィークなどの長期休暇は、人が多く入場制限がある場合もあり、当日に入場できない可能性があります。事前にチケットを手配しておくと安心です。
美術館の基本マナーとは?
美術館の基本マナーを解説します。
服装マナーを意識する
美術館にはドレスコードはありません。Tシャツやジーンズでも問題ありませんが、服装を美術館の雰囲気に合わせると良いでしょう。美術館の館内は作品の保護のために気温が低めに設定されていることがあるため、カーディガンやストールなど羽織れるものを用意しておくのがおすすめです。
また、館内は広いため荷物は最小限に留め、歩きやすい靴を履いていきましょう。大きく重い荷物や踵が高い靴で長時間歩くのは、負担が大きく疲れやすいため、作品を鑑賞する集中力が切れてしまう可能性があります。どうしても荷物が多くなってしまう場合には、館内のコインロッカーやクロークを利用すると良いでしょう。
帽子やリュックは作品や他の鑑賞者に当たってしまう可能性があり、ぶつかり合って音が鳴ってしまうアクセサリーや足音が響いてしまう靴は控えるのがおすすめです。
他の鑑賞者の妨げにならないように注意する
美術館の館内は静かなため、話し声が響きやすいです。大声での会話は避け、作品や作者の批判はやめましょう。デートではあるものの、スキンシップを控えて節度を守った距離感を保ち、他の鑑賞者が不快な思いをしないような配慮が必要です。
作品の写真を撮ることは基本的に禁止されているため、スマートフォンはマナーモードにしてカバンやポケットにしまっておきましょう。
美術館デートでの鑑賞方法とは?
美術館デートでのおすすめの鑑賞方法を紹介します。
2人で一緒に回る
2人で一緒に回る場合には、一緒に作品の解説を読んだり作品の感想を言い合ったりできるため、お互いの価値観を作品ごとに知ることができます。音声ガイダンスの貸し出しがある美術館では、2人で一緒に聴きながら鑑賞するのもおすすめです。
一人が気に入った作品でも、もう片方が好みではない場合、一声かけて一時的に別行動しても良いでしょう。2人で一緒に回ることで好みの当て合いをするなど、2人独自の楽しみ方ができます。
それぞれで鑑賞する
デートであっても、必ずしも2人で行動しなければいけないことはありません。作品の鑑賞は人それぞれペースがあるため、別行動をして自分のペースで鑑賞するのもおすすめです。それぞれ鑑賞を楽しみ、合流後に作品の感想を言い合うのも楽しみ方の1つでしょう。
自分のペースで鑑賞したい場合には、あらかじめ相手に伝えておくのがベターです。別々で鑑賞する場合には、事前に待ち合わせの場所や合流時間を決めておき、それぞれが気に入った作品をじっくり楽しみましょう。
美術館の非日常空間で2人の距離を縮めましょう
美術館デートはのんびりとした静かな非日常空間で、お互いの価値観を知ることができます。美術館にはカフェやショップが併設されていることもあるため、紅茶やコーヒーを飲みながら感想を伝え合ったり、お揃いの記念品を買ったりする楽しみがあります。
美術館は日常ではなかなか味わえない空間で、2人の距離を縮められる最適なデートスポットです。基本マナーを守って2人でデートを楽しみましょう。
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