美術館巡りは敷居が高いと感じている方も多いでしょう。しかし、美術館は小さな子どもからお年寄りまで、年齢や性別・国籍を問わずに楽しめるところです。

この記事では、どのように美術館巡りを楽しめばいいかわからない初心者でも、美術館巡りを楽しめるポイントをご紹介します。

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作品そのものを楽しむ

美術品は、歴史のあるものから現代アートまで、時代も形も様々な種類があります。しかし、歴史のある美術品だからといって知識がなければ楽しめないなんてことはありません。知識がなくても、目の前の作品そのものを楽しむことが大切です。

自分なりの解釈をする

作品を鑑賞しながら、まずは自分なりの解釈をしてみましょう。美術館の作品は、時代背景や作者の心情が表されているものも多くあります。美術館ではほとんどの作品に解説がありますが、解説を読むことに夢中になり、作品そのものの鑑賞を蔑ろにしてしまってはもったいないです。

作品を観て自分は何を感じるのか自分なりの解釈を見つけ、解説は気になった作品だけ読み、義務化するのをやめることで、美術館巡りそのものを楽しむことができます。

好みの作品を見つける

自由に作品を眺め、好きな作品や関心のある作品を探してみましょう。有名な作品であっても実物を目の前にすると、全く違う感情が湧き上がってくるかもしれません。

自分好みの作品との出会いを見つけることが美術館巡りの醍醐味とも言えます。じっくりと気に入った作品を眺め、近くのソファに座ったり、遠くから観たりと様々な角度から楽しむこともおすすめです。

家族や友人・恋人と行く

家族や友人・恋人など、他の誰かと美術館巡りをすることで、作品に対する考えや感想を共有することができます。自分とは違った考え方や観方に気づくことで、作品の新たな視点が増えるでしょう。

事前に情報収集をする

美術館巡りに知識は必要ありません。しかし、作品には当時の時代背景や作者の心情が反映されていることが多くあります。事前に情報収集をすることで、作品の表現の違いに気づける可能性があります。

美術館のコンセプトを把握する

事前に美術館のコンセプトを知っておくことで、美術館が提供したい魅力を楽しめるメリットがあります。美術館ではコンセプトを設定していることが多いため、インターネットで美術館のサイトを調べたり、「展覧会のごあいさつ」を事前にチェックしたりしておくのもおすすめです。

注目作品をチェックする

美術館の注目作品を確認しておきましょう。美術館には多くの作品が展示されているため、全てを鑑賞しようとすると、かなりの時間を要します。誰もが知っている注目作品を見逃さないように、事前にマップやインターネットで調べておくことがおすすめです。

美術館の空気を楽しむ

肩の力を抜いて美術館の雰囲気を味わってみましょう。美術館は建物そのものの建築様式や空気、建物の周りの遊歩道も楽しめることが多いです。近所や出かけた先でふらっと立ち寄り、気軽に楽しむのもおすすめです。

全ての作品を観ようとしない

美術館には多くの作品が展示されているため、全ての作品を観ようとすると途中で疲れてしまう可能性があります。作品を鑑賞する集中力が切れてしまい、観たい作品をじっくり観られなくなるかもしれません。

全ての作品を観ようとせず、美術館を2周回るつもりで巡るのもおすすめです。1周目は美術館全体をさらりと周り、じっくり観たい作品の目星をつけ、2周目で観たい作品のみじっくり鑑賞する方法もあります。

手荷物を少なくする

美術館へ行くときは手荷物はなるべく少なくしておきましょう。美術館の館内は広く、荷物が多いと疲れやすくなるだけでなく、他の鑑賞者にぶつかる危険もあります。美術館ではコインロッカーを設置していることもあるため荷物が多い場合には利用することをおすすめします。

また、踵の高い靴は控えましょう。疲れやすくなることや、足音が館内に響くことで鑑賞の妨げになる可能性が高いです。

美術館併設のカフェやショップに立ち寄る

美術館にはカフェやショップが併設されているため、休憩に利用できます。また、記念にショップでグッズを購入することで、思い出を残すことも可能です。

自分なりの鑑賞方法を見つけましょう

美術館巡りに必要な知識や、巡り方の決まりはありません。自分が一番楽しめる鑑賞方法を見つけることが重要です。美術館へ足を運び作品と向き合うことで、新しい価値観を発見できるかもしれません。