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アンティーク家具の種類とは?特徴やコーディネートのコツも紹介

アンティーク家具(椅子)のイメージ

 

アンティーク家具は種類が非常に多く、中には現代のものとは形式が大きく違ったり、見かけなかったりするものもあります。そのため「アンティーク家具はどう選べばいいの?」「このアンティーク家具、素敵だけどどう使うの?」と迷ってしまうものもあるでしょう。今回はアンティーク家具の主な種類や特徴を解説しますので、家具選びの参考にしてみてくださいね。

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アンティーク家具の種類

主なアンティーク家具の種類をご紹介します。

テーブル

アンティーク家具の中でも代表的なテーブルは、主に「ダイニング」と「デスク」の2種類があります。ダイニングはリビングで食事などで使用し、デスクは勉強や仕事など作業をする際に使うテーブルです。

 

アンティークテーブルは天板の広さを変えられる「エクステンションタイプ」が豊富なことも特徴です。変え方によっても「ドローリーフ」「ゲートレッグ」があります。また、デスクもサイドテーブルの中からビューローが出てくる「ポップアップデスク」があるため、テーブル以外でも使用したい、使わない時はコンパクトにしたいという人はエクステンションタイプから選ぶと良いでしょう。

チェア

家具の中では小さめながら、種類が豊富なチェア。素朴なデザインから細部まで凝ったものまでたくさんあるので、お気に入りを探してみてください。

 

アンティークチェアの中でも、現代では見かけることのないものが英国の伝統的なチェアである「モンクスベンチ」。椅子の背もたれ部分が丸い円盤状になっている不思議な見た目ですが、実はこの円盤部分が可動する仕組みで、椅子の上に乗せることでテーブルにもなるのです。

 

このように様々な種類があるアンティークチェアは、同じ種類で揃えようとしてもなかなか難しいもの。しかし、似たようなテイストで集めればしっくりまとまる上、1点ものが多いアンティークならではのインテリアを楽しむことができます。

ソファ

アンティークソファは、各国や時代によって雰囲気が異なるため、種類は非常に多くあります。

 

アンティークソファの代表格であるヨーロッパソファの主な種類は4つで、ベンチ型でソファの前身とも言われる「セティ」、背もたれの上部が広がっており羽にみえる「ウイングバック」、革張りで重厚な雰囲気の「チェスターフィールド」、座るというより、寝て使うためにひじ掛けや背もたれ部分のでサインがアシンメトリーになっている「シェーズロング」です。

 

また、形だけではなく時代によって特徴的なデザインがあるので、用法やデザインが合う物を選びましょう。

チェスト

小物をしまっておくのに便利なチェストも、作られた国や時代によってデザインは様々にあります。エレガントさであればイギリスのもの、可愛らしくフェミニンさを求めるならフランス、機能面も求めるなら北欧デザインなどです。また、引き出しの数も3つ程度のものから十数個ついているものもあるので、好みのテイストや用途から選ぶと良いでしょう。

キャビネット

アンティークキャビネットは大きく「イギリス」「フランス」「北欧」「日本」の4つのテイストに分かれます。イギリスはどっしりと重厚な雰囲気で、小さなものでも存在感は十分です。扉に繊細なモールディング細工が施されたり、白色が多かったりするフランスのキャビネットはフェミニンで柔らかいイメージ。北欧は素朴で温かな雰囲気が特徴です。

 

そして、日本のものは和洋折衷の独特な雰囲気の大正ロマンデザインのものや、純和風な和タンス系のキャビネットがあります。大型家具であるキャビネットは部屋の雰囲気を大きく左右するので、他の家具のテイストや色味と合うか慎重に考慮するようにしましょう。

アンティーク家具の種類はたくさん!お気に入りを見つけよう

アンティーク家具の種類は非常に豊富で、例えば同じ国で作られた椅子でも時代によってデザインの特徴が異なります。たくさんの種類の中からお気に入りの家具を探すのもアンティークの醍醐味。ぜひ、今回ご紹介した主な家具の種類や特徴を参考に、ぴったりのアンティーク家具を探してみてくださいね。

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