「自宅で使わない家具を買取してもらいたいが、お店に持ち込むことができない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか？この場合は、自宅に鑑定士が訪問し、その場で買取を行ってくれる出張買取が便利です。しかし、せっかく査定してもらっても様々な理由により買取してもらえないことも。なぜこのようなことになってしまうのでしょうか？

こういった疑問にお答えするべく、今回は、出張買取で売れる家具と売れない家具との見極め方について解説していきます。

この記事を読むための時間：3分

いらなくなった家具を処分する前に

使わなくなった家具をそのまま捨てていませんか？捨てる前に一度、買取を検討してみることも1つの方法です。あなたには不必要でも、その家具が欲しくて探している人がいるかもしれませんし、もしかしたら高値で買取してくれるかもしれません。大きくて持ち込みが難しそうなダイニングテーブルやたんす、学習机などは、出張買取を利用すればそのような手間もかかりません。

ゴミにせず、再利用することはSDGs活動にも大きく貢献できるので、自分のためにも、地球のためにも、まずは出張買取を検討してみてください。

買取可能な家具とは？

では、買取可能な家具とはどのようなものなのか、代表的なものをいくつか挙げてみましょう。

人気ブランドの家具

人気ブランド家具は中古でも需要が高く、高値で取引されるケースもよくあります。特にイタリア製の家具は人気が高く、状態の良いもの、希少価値があるものは新品よりも高値で取引されていることも。判断が難しい場合は自分である程度買取相場を把握したのち、複数の買取業者に見積もりしてもらうことをおすすめします。

食器棚やテーブル

食器棚やテーブルなど、普段からよく使用する家具は需要も多く、比較的買取してもらえるケースが多いです。新品だと高額な食器棚やテーブルを状態の良い中古品で代用する家庭も多く、リサイクルが世間で推進されていることも拍車となって、中古品の家具は増々需要が高まっています。誰かの役に立つといった意味合いにおいてもこれらの家具は捨てずに、まずは買取査定してもらうことをおすすめします。

買取が難しい家具とは？

中古家具は近年人気も高く、買取も積極的に行われている一方で、査定してもらっても買取してもらえないケースがあるのも事実。果たしてどのようなものが買取不可能なのでしょうか？具体的に解説していきます。

古くて汚れやキズが目立つ家具

汚れやキズがあまりにもひどい家具に関しては、買い取ってもらえないケースも。業者は基本再販することを目的に買取を行っているため、キズや汚れが目立ちすぎてメンテナンスしても修復できないと判断した際は、買取を断る場合があります。持ち込んだ家具が買い取ってもらえずに再び持ち帰らなければならなくなるとかなりの手間がかかるので、自信がない場合は出張買取サービスを利用するとよいでしょう。

組み立て家具

自分で組み立ててから使用する「組み立て家具」は買取されないケースが多いのも事実。何度も組み立てているうちにネジ穴や接続部分が摩耗し、どうしても寿命が短くなってしまうことが理由としては挙げられます。しかし、未使用のもの、使用期間が短いものなどは買取してくれる場合もあるので、まずは鑑定士に相談してみてください。

運搬が極めて困難な家具

かなり大型で運搬が困難な家具は、稀に買い取ってもらえない場合があります。理由として、移動も困難なほどの家具は使い勝手が悪く、需要が低いことが挙げられます。また、ガラステーブルなど、強度が弱い家具なども断られるケースがあります。

高く買い取ってもらうコツとは？

できるだけ高値で買取してもらうためには、自分でしっかりメンテナンスしてから査定してもらうとよいでしょう。汚れを拭き取り、緩んだネジを締めなおしておくだけでも、鑑定士にはその家具が好印象に映り、場合によっては相場以上の値が付くことも。まずは売ることを想定し、購入時から普段のメンテナンスをしっかり行うことが大切です。

また、自分である程度対象商品の買取相場を把握し、複数の業者から見積もりを取ることも、家具を高く売るためのテクニックの1つとして覚えておきましょう。

まとめ

家具を買い取ってもらいたくても、買取可能な家具とそうでない家具があるのも事実。使い終わった家具は捨てるといった発想は今の時代にそぐわず、その先のリサイクルのことまで想定した使い方をすることが大切です。お世話になった家具が少しでも高値で買取されて、次の家庭で末永く使われるように、普段からメンテナンスをしっかり行い、大切に扱うことを心がけてくださいね。