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骨董品の火鉢の買取相場はいくら?高値で売れる火鉢の特徴を解説

骨董品の火鉢

 

火鉢とは、中に灰と炭火をいれて使う暖房器具のことで、日本で古くから使われてきました。火鉢の買取価格は、素材や歴史、状態によって大きく異なり、中には十数万円の値が付くこともあります。本記事では、高価買取が期待できる火鉢の特徴や、売却する際のポイントを紹介します。

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高価買取が期待できる火鉢の特徴と相場価格

高値が付きやすい火鉢の特徴には、以下の6点が挙げられます。

 

  • 高級な木材を使用している
  • 伊万里焼が施されている
  • 独楽塗が施されている
  • 有名作家の作品である
  • 芸術性・審美性が高い
  • 引き出し付きの袖机がセットになっている

高級な木材を使用している

欅(けやき)や紫檀(したん)、100本に1本の割合で見つかる墨の入った柿の木である黒柿など、高級な木材を使用した火鉢は、1万円~5万円程度の高値が付く可能性があります。

伊万里焼が施されている

伊万里焼とは、1700年頃に佐賀県伊万里市で誕生した陶器のことです。白い地に藍色の顔料で描かれた染付けや、ガラス質の上絵具で描かれた赤絵が特徴です。伊万里焼の火鉢の買取相場は、1,000円~1万5000円程度となります。

独楽塗が施されている

独楽塗(こまぬり)とは、漆工芸の一種です。くるくると回る独楽をイメージしたデザインは、運気がまわることにつながり、骨董品の中でも人気の柄です。そのため、1万円~2万円の買取額が付くこともあります。

有名作家の作品である

火鉢に限らず有名作家が手掛けた品は、高値が付きやすい傾向があります。たとえば、昭和時代に活躍した陶芸家の濱田庄司による火鉢は、10万円以上の値が付く可能性があります。また、茶道具で有名な中川浄益が手掛けたものは、5万円~10万円での買取が期待できるでしょう。

芸術性・審美性が高い

螺鈿細工や蒔絵が施されていて芸術性や審美性を追及した火鉢は、高価買取が期待できます。これらの火鉢は、もともと富裕層向けに作られており、一流作家が手掛けたものが多いため、10万円以上の値が付くことも少なくありません。

引き出し付きの袖机がセットになっている

江戸時代に入ったあたりから茶道具とセットで使われることが多くなった火鉢は、引き出しが付いた袖机と一体化したものが生まれました。直方体の形が特徴的な江戸火鉢は、インテリアとしての需要も高いため、3万円~10万円の高値で取引されるケースがあります。

火鉢を売却する際のポイント

火鉢を売る時は少しでも値を付けるために、以下3つのポイントを押さえておきましょう。

 

  • 使用されている素材をチェックする
  • 付属品を揃えておく
  • 火鉢内の灰は安易に処分しない

使用されている素材をチェックする

火鉢の買取価格は、使用されている素材によって大きく左右されます。高級な木材や珊瑚や螺鈿が使われている火鉢は高価買取が期待できるので、素材をチェックしてみましょう。

付属品を揃えておく

火箸や共箱などの付属品にも価値があります。そのため火鉢を売却する際は、これらの付属品も揃えておきましょう。

火鉢内の灰は安易に処分しない

骨董品の火鉢の中には、灰が残ったままになっているものもあります。火鉢を売る際、灰を捨ててきれいにした方が買い取ってもらいやすいと考える人もいるでしょう。しかし、灰を処分したり、掃除をしたりする際に火鉢を傷付けてしまうと、価値が下がってしまいます。火鉢の中に灰が残っている場合は、安易に処分せずに買取業者に相談することをおすすめします。

火鉢を処分する際は価値を確認してからにしましょう

火鉢は有名作家の作品であったり、高価な素材が使われていたりする場合、高価買取が期待できます。一見古ぼけた火鉢でも、思わぬ高値が付くこともあるので、処分する前に骨董品店に買取査定に出すことをおすすめします。

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