断捨離でやってはいけないこととは?処分のポイントや進め方まとめ
物が多い…と感じたときに「断捨離」をすると、部屋も心もスッキリしますよね。しかし、断捨離に失敗してしまうと、場合によっては取り返しのつかないことがあるものです。そこで今回は、断捨離でやってはいけないことをご紹介します。処分する際のポイントや進め方の手順についても解説するので、ぜひ最後までお読みください。
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断捨離でやってはいけないこと6選
断捨離を行う際にやりがちなNG行為をご紹介します。
他の人のものを無断で捨てる
同居人や家族の所持品を勝手に捨てないようにしましょう。自分から見ると不用品だった場合でも、その人にとっては大切かもしれません。トラブルに発展する可能性もあるため、人の物の要不要を勝手に判断することは避けてください。
計画なしに取り掛かる
突然「部屋をスッキリさせたい!」と思い立つことはあるものですが、その勢いに任せて無計画に始めてしまうと、失敗する確率が高くなります。やみくもに取り掛かるのではなく、自分なりに計画を立ててから始めてください。大掛かりな断捨離を行う際は、「◯日までにはこのエリアを終わらせる」などのスケジュールを決めておくのもおすすめです。
「いつか使うかも」思考から抜けられない
断捨離の失敗例としてよくあるのが、せっかく断捨離をしたのに意外と物が減らなかった…というケースです。特に優柔不断な方は、不用品としての判断基準をあいまいにしているとなかなか物を手放せないため、断捨離を始める前にルールを決めておきましょう。
思い出に浸ってしまう
断捨離でよくあるのが、思い出の品を眺めているうちに時間だけが経過しているというものです。手放したら二度と手に入らない物の場合は、すぐに捨てるという判断をする必要はありません。とりあえず保留しても構わないので、作業中に昔のアルバムや日記を開いて眺めるのはやめましょう。
全てのものを売ろうとする
高価なアイテムやブランド品を、いつかフリマやオークションで売ろうと思って取っておき、結果的に収納を圧迫してしまうケースもあります。なかなか決心がつかない場合もですが、旬を過ぎたブランド品などはなかなか売れないかもしれません。時間とスペースを無駄にしないためにも、その場で売却できるリサイクルショップなどを活用しましょう。
一気に終わらせようとする
家の間取りや物の量にもよりますが、断捨離は1日で終わるものではありません。1日で終わらせようと計画を立てて失敗すると、やる気がなくなってしまうケースもあるでしょう。「今日はクローゼットの中」「今日はデスク周り」など、小さな目標を立てて、1つずつ達成するようにしてください。
断捨離をスムーズに進める手順とポイント
ここからは、断捨離をスムーズに進める手順をご紹介します。
ルールを決める
まずは、捨てるものの判断基準や、どの順番で断捨離を進めていくかなどのルールを決めましょう。悩む時間を省略できるため、作業がスムーズに進みます。
掃除する場所のものを一度全て出す
断捨離を行う場所にある物を、一度全て取り出しましょう。どれだけの物が溜まっていたのかを視覚で理解できるため、処分しやすくなります。
いる物といらない物に分ける
物を全て出したら、「いる物、いらない物、保留する物」の3つに仕分けします。混ざらないように、段ボールや大きめの箱を3つ用意しておくと便利です。
判断にかける時間は長くても1分程度ですが、どうしても時間がかかってしまうという方は、絶対に処分するものから順に、どんどん「いらない物」の箱に入れましょう。目に見えてスッキリしていくため、モチベーションが高まるかもしれません。
いらないものは分別して処分する
ゴミの分別がめんどくさくなってしまい、段ボールに入れたまま放置している…というケースもあるようです。そうならないためにも、いる物といらない物の仕分けが完了したらすぐに、不用品を分別しておきます。お住まいの市区町村によってゴミの分別ルールは異なるため、事前に確認しておきましょう。
残したものを収納する
「いる物」の箱に入れた物を収納していきましょう。一から物を収納できるなかなかないチャンスなので、この機に物の収納場所をきちんと決めてください。ベストな場所に収納することができれば、不要な物を溜め込んだり物を失くしたりすることが減るでしょう。
断捨離のポイントを押さえて、失敗を防ごう!
この記事では、断捨離でやってはいけないことや、断捨離を行う際の手順について解説しました。断捨離は、ポイントや注意点を把握したうえで臨めば、スムーズに進められます。使わない物でも、価値がありそうなので捨てるのはもったいない…と感じた場合は、ぜひ買取業者などを利用してみてください。