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空き家の電気は止めるべき?電気料金の仕組みや節約する方法もご紹介

空き家のコンセント

 

親が住んでいた家を引き継いだなど、使用予定のない空き家を所有することになった際、気になることの一つが「電気を止めるべきかどうか」ではないでしょうか。住んでいないのだから止めても問題はないだろうと思われるかもしれませんが、実は電気を止めるのにはデメリットも存在します。

 

そこでこの記事では、空き家の電気を止めるメリット・デメリット、空き家の電気代を抑える方法について解説していきたいと思います。

この記事を読むための時間:3分

空き家の電気は止めるべき?

まず、空き家の電気契約を継続するメリット・デメリットについてみていきましょう。

空き家の電気を止めるメリット

空き家の電気を止めるメリットは、シンプルに電気代がかからないことです。電気の契約自体を解約してしまえば、それ以降電気代を請求されることはありません。

空き家の電気を止めるデメリット

空き家の電気契約を解約するデメリットは、当たり前ですが電気が使えなくなることです。例えば空き家を掃除しに行く場合や、トラブルが発生して対処しなければならない場合、電気が使えないと不便に感じることがあるかもしれません。空き家は放置すると劣化スピードが早くなってしまうので定期的な管理が必要ですが、電気が使えなくても問題ないかどうか検討した上で決断すべきでしょう。

管理などで定期的に訪問するなら止めない方がいい

結論から言うと、掃除や管理などで空き家を訪れる機会があるのであれば、電気契約は解約しない方がいいでしょう。少なくとも家の中の整理が終わっていないうちは、契約を継続しておかなければ作業に支障が出てしまう恐れがあります。

空き家の電気代を抑える方法

空き家の電気契約を継続するにしても、住んでいない家の電気代であればできるだけ抑えたいですよね。空き家の電気代を抑える方法をご紹介します。

低いアンペアに契約し直す

空き家の電気代を抑える方法の一つ目は、低いアンペアに契約し直すことです。電気代は契約しているアンペア数に応じて基本料金が変わります。掃除などで訪れる際に使うだけであれば10~15A程度で十分なので、電気会社に連絡して契約アンペアを変更しましょう。

コンセントを抜いておく

ご存知かもしれませんが、電化製品のコンセントを差しっぱなしにしているだけでも待機電力が発生します。待機電力は微々たるものですが、それでも無駄な電力であることには変わりありません。使わない電化製品のコンセントは抜いておきましょう

ブレーカーを落としておく

ブレーカーを落としておくことも、電気代を抑える方法の一つです。管理のための訪問時に使用するだけであれば、常に通電させておく必要はありません。使用した後はブレーカーを落としておきましょう。ブレーカーを落としておくことで電気代が安くなるだけでなく、漏電によるトラブルも回避できます。

電気を使わなくても基本料金はかかる

電気を一度も使わない月は電気代が0円になると思われるかもしれませんが、そうではありません。たとえ電気を一度も使わなくても、「基本料金」がかかるので支払いは発生します

 

電力会社によって異なりますが、基本料金制であれば基本料金がそのままかかり、最低料金制であれば、基本料金の何割などと定められた最低料金を支払うことになります。管轄の電力会社がどのような料金形態かどうかは、ホームページで確認できます。

空き家の電気は状況を考えてから解約しよう

空き家の管理費用を節約するために電気契約を解約しようと考える方もいるかと思いますが、管理のために訪問する予定があるのであれば契約は継続した方がいいでしょう。アンペア数を少なくするなど節電対策を行えば、最低限の支払いに抑えることが可能です。もし遠方に住んでいるなどの理由で定期的な訪問ができない場合は解約しても問題ありませんが、管理方法について検討することをおすすめします。

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