引っ越し時に家電・家具をお得に処分する方法7つと注意点!
引っ越しをする際、心機一転して新しい土地での生活をスタートさせたいと思い、今まで使っていた家電や家具を買い替える方も多いのではないでしょうか。そんな時に困るのが、洗濯機や冷蔵庫、ベッドなど、古くなった大型家電・家具の処分です。
引っ越し準備ばかりに気を取られて処分するのを後回しにしていると、引っ越し当日までに捨てられなかったり、処分にかかるコストが高くなったりするので、前もって「どのように捨てるのか」を計画しておくことが大切です!
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家電・家具の処分方法
家電・家具の処分方法は色々ありますが、「できるだけ簡単に」「できるだけ安く」「できるなら売りたい」などと言った個人の望みやその時の状況に合った方法を選ぶことで、お得に処分できるようになります。
特に、「家電リサイクル法」が適用される冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコンは、粗大ゴミとして出せないので、正しい処分方法を知っておくことが大切です。今回紹介する家電・家具の処分方法の7つの項目の中で「粗大ゴミとして出す」以外は、「家電リサイクル法」が適用される家電にも該当する処分方法なので、冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコンを捨てる際は、この6つの中から選ぶようにしてください。
粗大ゴミとして出す
大きめの家具を処分する方法として最も一般的なのが、自治体に依頼して粗大ゴミの回収を行ってもらうことです。ウェブサイトや電話で自治体に連絡を入れると、回収日が決められるので、その日に合わせてコンビニで購入した粗大ゴミ専用の料金シールを貼り、指定された場所に出しておけば回収してもらえます。
他の方法と比べ安く回収してもらえるのですが、指定場所まで自分で運んだり回収に来てくれるまでの期間があく点がデメリットとして挙げられます。
引越し業者に依頼する
引っ越し業者に家電・家具の処分を依頼するメリットは、ベッドやエアコン、テレビなど日常的によく使う家電・家具を引っ越しの当日ギリギリまで使えるということです。そのため、このような必需品を早くに処分してしまい、引っ越しまでの期間、不便さを感じながら生活する必要がありません。
ただ、中には家電・家具の回収サービスを行っていない引越し業者もあり、処分してもらう物によって料金が変わるため、詳しい料金設定を提示していないところも多いです。そこで、引越しの依頼をする際は、回収してもらいたい物の大きさや重さ、置いてある場所などを詳しく説明し、回収料金の見積もりを出してもらうと良いでしょう。
一般的に、他の方法と比べ割高になりやすいので、メリットとデメリットを比べて判断することをお勧めします。
新しく買い替えるお店で古い物を引き取ってもらう
引っ越し時に今まで使っていた家電や家具を処分するという事は、新しい物を購入する予定の方が大半なのではないでしょうか。家電量販店では、新しい家電を買った場合、古い物を回収するサービスを行っているので、わざわざ個人的に回収業者や引っ越し業者に依頼する手間も省け便利な方法と言えます。引取りの際も回収業者が自宅まで来て運んでくれるので、重い物を自分で運ぶ必要がありません。
不用品回収業者に依頼する
不用品回収業者は、名前の通り使わなくなった物を回収するサービスを行っています。自宅まで来て、回収し処分までしてもらえるので、大きく重い物を自分で運ぶ必要がありません。日程も指定でき、即日対応してくれる場合もありますので忙しい引越し時にも予定が立てやすく便利です。
「家電リサイクル法」が適用される家電の回収も行っているのですが、他の方法と比べ料金は高くなる傾向があります。回収する物のサイズや重量、自宅からどのように運び出すのかによっても料金が変わってくるので、詳しい費用を知るためにも一度連絡を入れて見積もりを出してもらうことをおすすめします。
そして、不用品回収業者を利用する際は、トラブルを避けるために「一般廃棄物収集運搬業」の免許を取得している業者なのかを確認した上で依頼しましょう。
自分で指定集積所に持ち込む
大型の家電や家具だけでなく「家電リサイクル法」が適用されるテレビ・エアコン・洗濯機・冷蔵庫も住んでいる地域の指定集積所に持ち込めば、適切に処分してもらえます。自分で持っていくことで、回収業者や引っ越し業者に依頼する時にかかる運搬費用がかからないのでコストを抑えることができます。大型の荷物を積める軽トラックなどを持っている方にはおすすめの方法です。
ただ、リサイクル料金はかかるので郵便局で「家電リサイクル券」を購入してから指定集積所に持ち込むようにしましょう。処分する物によっては、自分で運ぶのが困難な場合もあるので、プロの方に依頼した方が良いのかどうかをよく見極めるようにしてください。
リサイクルショップで買い取ってもらう
比較的新しく、状態の良い家電や家具を捨てるのはあまりにも勿体ないですよね。そのような場合は、リサイクルショップで買い取ってもらうのも一つの手です。今まで使用していた物が誰かの手に渡り再利用されるだけでなく、自分の利益にもなるので一石二鳥です。
リサイクルショップで買い取りをしてもらう際は、しっかりと下調べをしておきましょう。例えば、自宅まで買い取りに来てくれるのか、自分で持ち込まなければいけないのかを聞くことはもちろん、リサイクルショップによっては、取り扱っていない商品があったり買い取りできる型番・製造年式が決められている場合もあります。
そのため、事前に確認しておくことで、「せっかく重い荷物を運んできたのにそもそも買い取られない物だった」というような悲しい事態を防ぐことができます。また、買い取ってもらえず処分するようになった時のことも考え、引越しの予定日から余裕を持ってリサイクルショップで確認してもらうようにしましょう。
フリマアプリに出品する
フリマアプリで出品するのもリサイクルショップで買い取ってもらうのと同じように、捨てる物から利益が出るという点で魅力的な処分方法ではありますが、いくつか注意する点があります。まず、大型の家電や家具を送るにはかなりの送料がかかるので、フリマアプリで出品をする際にあらかじめ送料を誰が払うのかをしっかりと明示しておきましょう。
また、出品しても売れなかった時の事を考えて、いつまでに売れなかったら処分するという期限と処分方法を前もって決めておくことが重要です。そのような内容を決めずにダラダラと出品していると、引越し当日になっても売れていない家電や家具が家に残っている状態になります。
高く買い取ってもらうためのポイント
リサイクルショップやフリマアプリで高く買い取ってもらうために、捨てる家電や家具だとしてもできるだけ綺麗に見えるよう掃除をしておきましょう。フリマアプリなどで載せている写真を見ても状態が良く綺麗な物と、掃除されず汚いままの物との差はよく分かります。また、売ろうとしている家電・家具の付属品や箱を合わせて提示するのも高額査定をしてもらうためのポイントです。
まとめ
今回は、家電や家具を処分する方法を7つ紹介しましたが、どの方法もメリット・デメリットがあるため、自分に合う物を選ぶようにしてください。ただ、処分をするには問い合わせをしたり、回収日程を決めたりと様々な事前準備が必要となるため、処分方法を早めに決めて行動することをおすすめします。古い家でお世話になった家電・家具をしっかりと処分して、新しい気持ちで新生活をスタートしましょう!
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